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2005年9月

2005.09.04

インゴ・ギュンター展--地球がいっぱい

gunther 九州大学大橋キャンパス(旧・九州芸術工科大)で「インゴ・ギュンター展 地球108の顔」を見た。

環境汚染、経済力、平均寿命、テレビや携帯電話や自動車の普及率…。さまざまなデータを地球儀に表現して、それが108個。
108は言うまでもなく人間の煩悩の数である。作者のインゴ・ギュンターさんはドイツの人だが、企画したのは「九州大学ユーザーサイエンス機構 子どもプロジェクト」なので、作るなら108で、と思ったのだろう。
暗い会場にたくさんの地球が浮かんでいる(ように見える)のが幻想的だ。

おもしろかったのは「80言語の地球」。各地域の日常語で「地球」を意味する言葉が、人口に応じた大きさで書かれている。 デカい「地球」の文字の右横に、中くらいのサイズの「地球」の文字。前者は中国語、後者は日本語だ。中国でも地球は地球なんだね。この文字で(読み方は違うが)意味が通じるのは日本と中国だけなのに、近年とみに仲が悪いんだからなあ。まあ、何かと近い者同士が仲が悪いのは世の常だが。
英語のearthは北米大陸で大きく鎮座しているものの、分布は少ない。むしろ「テラ」系が多い。英語はヨーロッパ語の中では特異なのかも。
しかし、おもしろがれるデータは多くない。「第二次世界大戦後に平和な国」はとっても少なく(日本はその数少ない国のひとつだが)、貧困や環境汚染の深刻さが目立つ。

この展示はここでしかしないのだろうか。各地で開催してほしいものだと思う。

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2005.09.03

夏の終わり--大浜流潅頂

大浜流潅頂(おおはまながれかんじょう)に行く。
規模は町内会の夏まつりだが、大灯籠武者絵が異彩を放っている。

nagare776 明治時代の絵師・海老崎雪渓が描いた。もっとグロテスクなのがあるけれど掲載は控えることにする。
昔の人はなんでこう気持ちの悪い絵を描いたのだか。やはり「もののけ」と一緒に生きていたのか。
マンションに埋もれた街に時々中世の闇が出現するのは結構なことである。

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