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2006年8月

2006.08.31

福岡ってJOCの何なのさ

「福岡落選」から一夜明けて。

朝日新聞8月31日付朝刊
「選考劇 JOCが演出--福岡の健闘、必要条件」より引用(青字)

恐れていたのは、JOCが東京都に立候補を「お願い」するような形になることだった。東京都がスポーツ界の意見を採り入れずに独走すれば、08年五輪招致での大阪市の失敗の繰り返しになる。JOC主導の招致活動を展開するためには、福岡市の健闘が必要だった。

福岡市はいわば「ペースメーカー」(「当て馬」とも言う)だったのだろう。
ペースメーカーはヘタレでは役割を果たせないが、強すぎて最後までトップで走ってくれても困る。本物(本命)の選手が良い記録で優勝できるように適切な速さで走り、ちゃんと抜けてもらう。

その意味では福岡市は必死に頑張ってペースメーカーの役割をしたことになる。東京都の「圧勝」ではつけあがってJOCの言うことを聞かなくなるから、ほどほどのとこで勝つのがJOCの思惑だった。

※ペースメーカーとしては札幌市のほうが良かったかもしれないが、札幌市は市民の意見を聞いて招致から降りるという賢明な選択をしたから、JOCの期待には沿えなかった。

では、昨日の「勝者」は東京都ではなくてJOCだね。気位の高い大大名とちょっと粗野な中堅大名を手玉に取ったお公家さんみたい。

いずれにしても、市の税金2億円を無駄に使われた福岡市民には迷惑な話だった。JOCの手玉に取られるようなヒトを市長に選んだのは市民だから、自己責任だといえばそうだけど(私は前回このヒトに投票しなかったけどね)。


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2006.08.30

オリンピック招致活動の闇

「東京の会社が作った「福岡オリンピック計画」」について、市民オンブズマン福岡が福岡市に対して住民監査請求を出している。

東京の会社が福岡オリンピック計画を作ることになった経緯はデータ・マックス(11月20日注:サイト構成が変わり、現在はファイルが公開されていない)に掲載されている。

ざっくり言うとこんな流れ。
青字=TV・新聞報道で見たもの  赤字=データ・マックスのレポートから 黒字=その他)

  • 昨年、福岡市はオリンピックのコンセプト策定を磯崎新氏に依頼(委託料約600万円)。
  • 磯崎氏は、(株)ダムダン空間工作所(代表:石山修武氏)に一切を任せるよう指示。市はこれを了承。委託料約4,600万円。
  • ダムダン空間工作所が計画作成。
  • 計画のお披露目。石山氏が福岡に来て説明をおこなった。
  • 福岡市内の招致プラザにオリンピック会場模型が展示される。
  • 招致のコマーシャルがTVに流れる。このCM制作費は民間の寄付であり、税金は使っていない、と招致推進委員会の弁。
  • 博多祇園山笠で磯崎氏が台上がり。
  • 国内選考プレゼンテーション当日。磯崎氏、石山氏はプレゼンしなかったようだ。TVでも姿を見ず。東京都側には安藤忠雄氏がいた(石原都知事の隣りに座っていた)。

TV・新聞を見ているだけだと、「磯崎氏が計画(コンセプト)を作ってくれて、約600万円の委託料だった」と思うのだが(そう思っている市民が多いのでは)、実はそうではない。

上の赤字の部分が、あまり知られていない「計画策定の実際」であろう。
実質的に計画を作成したのはダムダン空間工作所という東京の会社と、その代表の石山修武氏(早大教授)。委託料は600万円でなくて一桁多い。

※それでは磯崎氏は何をしたのだろう?(山笠の台上がり?)

市民オンブズマン福岡の住民監査請求によれば(青字:引用)

具体的な競技施設の調査や、プレゼンテーション用のコンピューターグラフィックの作成などは、福岡市は、すべて他の調査会社、印刷会社等と契約しており、(株)ダムダン空間工作所が行ったのは、抽象的な「基本コンセプト」「施設計画基本構想」「戦略ポイントの基本計画」と「監修」のみである。

だそうである。(市民オンブズマン福岡「磯崎新氏への住民監査請求」)

え? 私はCGや模型は上記のダムダン空間工作所の4,600万円に含まれていると思っていたけれど、違うの?

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福岡オリンピック招致騒動に幕

国内候補都市が先ほど決定。
福岡市は落選。投票結果は東京:33 福岡:22 であった。

福岡市、よく22票も入ったなあとちょっと驚き。
あまり差がつくのもナンだからと調整があったのか、どうなのか。

財政力、実現性はさておき、プランは福岡のほうが評価が高かったと聞く(TV、新聞の報道によれば)。
でも、そのプランは東京の会社が作ったものなんだよね。
データ・マックス--福岡市政レポート「なぜ「福岡オリンピック」の計画が東京で作られるのか」(11月20日注:サイト構成が変わり、現在はファイルが公開されていない)

結局、東京が全部勝ってる、ということではないの(笑)
プラン作成にかけたお金(福岡市の税金5,000万円)は東京の会社に入って都の税収になる、と。
なんだかなあ。

まあ、まかりまちがって福岡になってしまったら、これから何年も招致運動でたくさんの費用を使わねばならないのだから、とりあえずホッとしたですよ私は。

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2006.08.04

福岡オリンピックに反対--博多港

Hakatakou534_1博多港の夕暮れ。都市高速より撮影。

博多埠頭。
市営の渡船が出ている。海の中道、志賀島、玄海島に行く船だ。
夏には博多湾納涼船も出ている。去年乗ったのだけど、海の中道で花火も上がるし、なかなか楽しいですよ(^^) 船内販売のイカ焼きもよろしいかと。
問い合わせは海の中道海浜公園のサイトへどうぞ。

ここの左のほうに、オリンピック会場としてにわかに浮上した須崎埠頭がある。
将来的には、須崎埠頭も含めて港の姿は変えていくことが必要だろうと思う。
しかし、オリンピックのために、数年くらいでバタバタと開発するのはいかがなものか。

「天神の近くだから土地売れば儲かる」とかでなく、博多湾を包むこの街をどうしたいのか、ビジョンを語れる人が市長候補になってほしいものだ。

Hakatakou535

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