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2006.08.30

オリンピック招致活動の闇

「東京の会社が作った「福岡オリンピック計画」」について、市民オンブズマン福岡が福岡市に対して住民監査請求を出している。

東京の会社が福岡オリンピック計画を作ることになった経緯はデータ・マックス(11月20日注:サイト構成が変わり、現在はファイルが公開されていない)に掲載されている。

ざっくり言うとこんな流れ。
青字=TV・新聞報道で見たもの  赤字=データ・マックスのレポートから 黒字=その他)

  • 昨年、福岡市はオリンピックのコンセプト策定を磯崎新氏に依頼(委託料約600万円)。
  • 磯崎氏は、(株)ダムダン空間工作所(代表:石山修武氏)に一切を任せるよう指示。市はこれを了承。委託料約4,600万円。
  • ダムダン空間工作所が計画作成。
  • 計画のお披露目。石山氏が福岡に来て説明をおこなった。
  • 福岡市内の招致プラザにオリンピック会場模型が展示される。
  • 招致のコマーシャルがTVに流れる。このCM制作費は民間の寄付であり、税金は使っていない、と招致推進委員会の弁。
  • 博多祇園山笠で磯崎氏が台上がり。
  • 国内選考プレゼンテーション当日。磯崎氏、石山氏はプレゼンしなかったようだ。TVでも姿を見ず。東京都側には安藤忠雄氏がいた(石原都知事の隣りに座っていた)。

TV・新聞を見ているだけだと、「磯崎氏が計画(コンセプト)を作ってくれて、約600万円の委託料だった」と思うのだが(そう思っている市民が多いのでは)、実はそうではない。

上の赤字の部分が、あまり知られていない「計画策定の実際」であろう。
実質的に計画を作成したのはダムダン空間工作所という東京の会社と、その代表の石山修武氏(早大教授)。委託料は600万円でなくて一桁多い。

※それでは磯崎氏は何をしたのだろう?(山笠の台上がり?)

市民オンブズマン福岡の住民監査請求によれば(青字:引用)

具体的な競技施設の調査や、プレゼンテーション用のコンピューターグラフィックの作成などは、福岡市は、すべて他の調査会社、印刷会社等と契約しており、(株)ダムダン空間工作所が行ったのは、抽象的な「基本コンセプト」「施設計画基本構想」「戦略ポイントの基本計画」と「監修」のみである。

だそうである。(市民オンブズマン福岡「磯崎新氏への住民監査請求」)

え? 私はCGや模型は上記のダムダン空間工作所の4,600万円に含まれていると思っていたけれど、違うの?

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