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2006.10.13

「空海と九州のみほとけ」展--福岡市博物館

福岡市博物館で行われている「空海と九州のみほとけ」展を見た。
今年は空海が唐から帰国して1200年にあたる。それを記念した展示会である。

Kuukai

展示は九州北部の仏像約100体。平安・鎌倉期の仏像が中心だった。
福岡市博物館のサイト

入口に大きな毘沙門天の像。なんとこれが「個人蔵」。こんな大きな古仏を個人で所有している人って…。
明治の廃仏毀釈で寺が潰れてしまったのか? 詳細はわからないが数奇な運命を経てきたのかと思う。

普門院(福岡県朝倉市)、長谷寺(ちょうこくじ:福岡県鞍手町)の2体の十一面観音菩薩立像の美しさに目をひかれた。
どちらも平安時代に作られた木造仏で、昔は秘仏とされ、60年に一度とか33年に一度しか見られなかったという。

普門院の観音さんは身体をやや「く」の字に曲げている(腰が左に寄っている)。薬師寺の薬師三尊--日光・月光菩薩を思い起こさせる。

■神社にある仏様

神社からお出ましになった仏像もあった。
大分県杵築市・奈多宮の八幡(はちまん)三神座像。僧形八幡神・伝神功皇后・伝比女神(ひめのかみ)のお三方がセットになっている。
八幡神とは応神天皇のことをいう。神功皇后は応神天皇の母、比女神は応神天皇の妃とされる。

応神天皇は武人のイメージが強いから(八幡神は武士の神)、お坊さんの姿をしているのはなんとも面白い。僧形八幡神は各地にあるらしい。

神も仏、祖先も仏とする日本の仏教は、もともとの仏陀の教えとは随分(まるで)違ったものなのだろう。

※「空海と九州のみほとけ」展は10月29日(日)まで。

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