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2006.11.20

福岡市内電車の跡

福岡市内電車(路面電車)の名残のある風景。
電停をバス停として引き続き利用している。敷石の素朴なホームは当時のまま。

Dentei64_1場所は馬出(まいだし)2丁目と5丁目の間。右のほうから九大病院前を通った電車が来て、ここの前で大きくカーブ、左へ行って九大工学部に至った。

電停時代の名前は「馬出」、市内電車廃止後はバス路線となり、「馬出通」停留所と名を変えた。

市内電車は1970年代に廃止、路線の下に地下鉄がつくられた。地下鉄空港線(1号線)、箱崎線(2号線)はだいたい市内電車ルートに重なっているが、このカーブ地点から東、九大工学部方面のルートは市内電車とずれている。さすがに90度近い急カーブでは地下鉄は通れない。
(写真の奥、白い車が走っている方向が地下鉄路線)

こんなに曲げて路面電車を通したのは、当時はこれでも広いほうの道だったからだろう。1940年代、50年代の地図を見ると向こうの道路は無く、狭い道が縦横にあるばかりだ。

Dentei67市内電車が廃止され、広い道路ができた後も、この道にはバス路線が維持されている。福岡の市内電車は市営でなく西鉄経営だったので、西鉄バスが律儀に路線継承しているらしい。

〈余談〉
今の市営地下鉄、特に七隈線が乗客数低迷にあえいでいるのは、西鉄バス路線との競合もあるのではないだろうか。西鉄は路面電車で市民の足を担っていたのだから(今もバスで担っているが)、地下鉄とパイの奪い合いすることないんじゃないの? 地下鉄転換の際に、市と西鉄でどんな話があったのか知らないが…。

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