« 誰だこんな路線つくったの--地下鉄七隈線 | トップページ | 福岡市長選--吉田宏氏が当確 »

2006.11.19

含蓄のあるイイワケ--地下鉄七隈線

地下鉄七隈線の面白いところは、乗客数低迷についてのイイワケである。

開業(2005年2月)して1カ月ほど経った頃、乗客数が予想の4割しかなかったことを受け、交通局の担当者はこう言った。

「学校が休みなので、利用が少なかった」

…。。。(_ _)。。。…
学校が2,3月に休みに入るのは始めからわかってることなんだけど。
予想って、そういうの織り込み済みではないの?

開業1年後にはこう言ったらしい。

「空港線は以前路面電車が走っていた経路に作ったため、ご利用のお客様にも馴染みやすかったのではないか。しかし、七隈線は、これまでバス路線のみであったところに鉄道が走ることになるので、想像しにくかった。」(交通局・乗客誘致担当:関岡主査)
天神経済新聞「特集/コラム」「■伸び悩む七隈線、利用客アップのための戦略は?」より引用)

これもすごい。
まるで七隈線沿線住民は「鉄道(地下鉄)というものを想像しにくく、乗るのをためらった」みたいな。江戸時代人か、っての。
地下鉄開通を知らなかったわけでもあるまい。バスや車で通っていれば、道路を掘り返しているのがいやでも目に入る。TVニュースなんかでも大々的に報じていたし。

かつて路面電車があろうがなかろうが、便利なら乗るでしょ。乗らないのは不便だから。

…なんてことは担当職員は百も承知のはず。でもそう言ってしまうと「そもそも路線設計がアホなので」と当局自ら認めることになるので、学校がとか住民がとか、他人のせいにしているのだろう。

(思い出した。山崎市長が「市民はまだ理解してないからオリンピック招致に賛成が少ない」とか言っていたの。これと同じ。賛同や利用が少ない場合は「市民の理解不足」にしとけ、ってのは市の弁解のデフォルトなのか)

しかし、いくら型どおりの弁解にしても、「住民に馴染みがない、想像しにくい」をそのまま受け取れば、「地下鉄は住民の要望ではありませんでした」ということでしょ? 住民の強い要望でつくったものを、住民が「想像しにくい」わけないのだから。

住民の要望でもないものを巨額の税金でつくりました、って、担当職員が(暗にだけど)言っていいのかい?
職員の飲酒運転も問題だろうけど、こういうユルさもどうかと思うんだけど。

|

« 誰だこんな路線つくったの--地下鉄七隈線 | トップページ | 福岡市長選--吉田宏氏が当確 »

まちづくり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132693/12738008

この記事へのトラックバック一覧です: 含蓄のあるイイワケ--地下鉄七隈線:

« 誰だこんな路線つくったの--地下鉄七隈線 | トップページ | 福岡市長選--吉田宏氏が当確 »