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2007.02.01

「百姓」が登場するドラマ--「風林火山」

NHKの大河ドラマ「風林火山」。
ドラマには珍しく、百姓がよく出てくる。それも、名前のある役で。

いくさで村を襲われたり、いくさに出て手柄をねらう百姓もいたり。
深沢七郎の「笛吹川」を思い起こした。
あれも甲斐の国の百姓の話。時代もほぼ同じ、武田のお館(やかた)様の頃だ。

先日の放映で、百姓の女で山本勘助の妻となったミツが死んでしまった。
お館様(武田信虎:信玄の父)が鹿狩りに来て、なんでか知らないがミツを殺したのだ。
「笛吹川」でも、お館様の子どもの“えな”(胎盤)を埋めるよう命じられた爺ちゃんが、鍬の先で自分の足を傷つけてしまい、武田家家臣に「穢れた!」と斬られちまった、という話があったなー。
そのくらいのことで人を殺したのかね、この時代の侍は。

ミツはお腹に勘助の子どもを宿していた。
亡くなったミツに被せられたムシロを、勘助がそっとめくる。
そのとき、ミツの股間から赤ん坊が這い出して…てなことをちょっと期待したんだけど、さすがにそれはなかった(^^;)--それじゃ勘助が子連れ狼になってしまうよね。

勘助はこのあと信玄(当時は晴信といった)に仕え、村を離れるので、百姓が出るシーンは少なくなりそうだ。
ただ、ミツの兄・伝助と、ミツを好いていた若者・平蔵が割合重要な役回りで引き続き登場するようではある。

物語において、百姓は主人公や主たる登場人物になりにくいが(たまにあるけど、プロレタリア映画みたいになってしまう)、日本人(日本列島住人)の8割方は百姓の子孫だし、たまには百姓が名前を持って出てくる話もあってほしいなと思う。

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受信: 2007.02.01 16時56分

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