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2007.12.19

新幹線つくってる場合かい?長崎県・佐賀県(1)

朝日新聞の報道(12月18日)によると

長崎新幹線着工へ合意
・並行する在来線をJRが20年間継続
・赤字は長崎・佐賀両県が補填

だそうだ…。

う〜〜〜〜〜ん。

長崎新幹線って必要なのか?
博多--長崎 は、新幹線ができても時間短縮は28分程度。
博多--佐賀 に至っては 5分の短縮。
2700億円の投入に見合う効果とは思えないが。

JRや長崎県によると、新幹線だと運行本数を増やせるから、客が増える。
2.3倍くらいになる、という。

でも、長崎ランタンフェスティバルのときに博多から長崎まで特急(かもめ)に乗ったら、結構空いてたよ。
長崎市有数のイベントのときにですよ。
長崎市は観光事業が割と上手いし、そこそこ賑わっていた。
それで「席が空いてる」のに、これ以上、2倍も客が沸いて出るかなあ?

長崎から大阪方面へ便利になるのは確か。といっても30分ちょっと早くなる程度だから、飛行機利用客を劇的に奪うのは無理そうな気がする。

そして、新幹線から外れる肥前山口--肥前鹿島--諫早の在来線は赤字路線化。
これが毎年1億円の赤字と見込まれるそうだ。
そんな犠牲をはらってもおつりが来るほど新幹線で潤うことは、残念ながらないのじゃないか。

ふと思い浮かぶのが、諫早湾干拓(堤防閉め切り)による有明海沿岸漁業者の苦難。

在来線は肥前鹿島から諫早まで有明海沿いに通っている。
新幹線はその路線をまるまる置き去りにする。
もう一度捨てられてしまうのか、有明海沿岸。

だいたい、長崎県も佐賀県も、財政は苦しいはず。離島や山間地を抱えているし、福岡市みたいにしばらく人口が増える大都市もないし。
新幹線事業に投資している場合だろうか。

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在来線分離問題等を巡る鹿島市等の反対で、着工の目途の立たなかった長崎新幹線が、在 [続きを読む]

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