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2008.05.12

博多おきあげ・どんたく・松囃子

太宰府天満宮から九州国立博物館に行く道(動く歩道)の横に、博多おきあげがディスプレイされていた。

博多おきあげ:博多の伝統工芸。布で作った押し絵。江戸時代からつくられている。

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テーマは博多どんたく。
故・西島伊左雄さんの絵をもとに、清水清子さんが制作した。清水さんは博多伝統手織人連盟会員、2代目博多おきあげ代表。

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Dazaifu750_2この飾りのついた傘=傘鉾が博多松囃子(まつばやし:どんたくの前身)のシンボル。
江戸時代の「筑前名所図会」にも描かれている。
(「筑前名所図会 巻一 松囃子 三福神」)

Dazaifu751_2 どんたく〜松囃子の起源をたどると、平重盛への謝意という説がある。戦国時代から江戸時代に正月の祝賀行事として定着したようだ。

どんたくの経緯を見ると(参照:Wikipedia)、そのとき時の政治体制に強く左右されているなあと思う。
明治維新後、知藩事に年始の表敬をしていたら、「文明開化にそぐわない」と禁止される(博多山笠もだが)。しかし、天長節や紀元節を祝えと。その後は招魂祭に出たり軍人の招待会に出たり天皇の即位大典を祝ったり。
戦争中は中止。戦後復活して昭和24年からは憲法記念日に合わせて5月3・4日に行うようになる。今では福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」である。
大勢の人々が踊り、演奏し、パレードする祭りだから、エラい人のためよりも市民の祭りに落ち着いていいじゃあないか、と個人的には思う。憲法記念日に開催を合わせたのも、当時の人たちの安堵とか喜びがあったんじゃないかな。

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