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2008.06.05

卑弥呼様、そこはちょっと違う

卑弥呼様に勝手に独白していただいたのだが(2008.4.27「邪馬台国シンポジウム(番外)--卑弥呼様独白」)、その後知った情報を追加。

1. 鏡の色

TVニュース:NHKニュースウォッチ9(5月12日)
「三角縁神獣鏡をCG再現」
それによると、三角縁神獣鏡の成分は、銅(約75%)すず(約21%)等。
新品の色は「黄金に近い色」(黄色っぽい銀色)だそうである。

卑弥呼様のうしろの鏡は、現在展示されている銅鏡の写真を参考にしたため、青みがかった色をしている。これは年月が経って錆が出た状態。
せっかく卑弥呼様にお出ましいただいたのだから、新品の色で描けばよかったな。
あとで修正する…かもしれない(いつになるやら)。

2. 「卑弥呼」は何と読むのか

一般的には「ヒミコ」であるが、当時もその読み方でいいか?

比較言語学を研究している方の論考(「歴史言語学と日本語の起源」サイト)によれば、

====

奈良時代には音韻体系に「h」の音がなかった。

奈良時代から現代までの音韻変化は次の通り。

p(奈良時代)→f(室町時代)→h(現代)
※いったん消失した「p」音がのちに復活して現代に至る

奈良時代の日本語に「h」がなかったのだから、それ以前の倭国の時代にもなかった。したがって卑弥呼の「卑」は「ヒ」でなく「ピ」である。

「呼」は「wo」の表記と考えられる。

だから

「卑弥呼」は、弥生時代の倭人が「ピミヲ」と発音した音を漢字表記したものと考えられる。
 

====

参照:森教授の事件簿 Part2「卑弥呼」は本当に「ヒミコ」か
   「卑弥呼」(=pimiho)再論 - 「呼」の読みについて-


そうだったのか〜〜〜!!

いや、これが定説というわけではないが。

少なくとも、「卑弥呼」の「ヒ」「ピ」だったのだろうね。

「ヒミコ」は「ひめみこ」のこと(固有名詞でなく女王の地位を指す)だとする考え方はそのままでいいと思うけれど。

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