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2008.08.10

博多駅・三代の話(1)訂正追記あり

今、博多駅は駅ビル建設工事中である。
2011年の九州新幹線(鹿児島ルート)全線開業に伴い、駅ビルを一新するのだ。
新駅は博多駅開業から4代目の駅舎になる。

工事中のフェンスにあった過去の博多駅の写真(図絵)。
Hakatast952

初代博多駅は明治22(1889)年に開業。
九州で初めての鉄道として、博多から千歳川停車場まで開通したのであった。
※千歳川とは筑後川の旧名。停車場は筑後川手前に造られた。

説明文にあるように、初代の博多駅は現在の場所から北西に600m離れた所にあった。その場所は今「出来町公園」になっており、鉄道記念のモニュメントが置かれている。

Hakatast955

(上の写真の地図を拡大。博多の町と福岡城下の範囲を書き加えた)

赤い点線が最初の鉄道路線。当時の博多の町の南面に寄り添うように鉄道が敷かれ、駅ができたのだ。
博多駅を降りたら、すぐ前を博多祇園山笠の山が走るのが見えただろう。

Hakatast959

(初代博多駅・拡大)
これは絵図だけれど、初代博多駅舎は木造1階建のようだ。駅前に路面電車の軌道が描かれている。
明治43(1910)年に福岡市内に路面電車(福博電車)が開通。博多駅前にその名も「停車場(ていしゃば)」という電停ができている。

博多駅ができたのと同じ年に市町村制が施行され、博多と福岡は合同で福岡市となる。その時の人口:50,847人、博多駅の平均乗降人数:約800人(1日)だったそうである。1日800人とは、当時としては多いのかなあと思う。乗車賃はいかほどだったろうか。

  *  *  *
[8月14日・追記]
上にエエカゲンなことを書いてしまった。福岡市内に路面電車が開通した明治43年には博多駅はもう二代目の駅舎に変わっていた。してみると電車軌道のように見えたのは何なのだろう。

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