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2009.01.04

新春の香椎宮--鉄道と寺社詣り

いつもは静かな境内が、さすがにお正月には露店が出て賑わっていた。

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本殿に参拝する人々。

そういえば、ビートたけしの出たテレビ番組で「初詣が一般に広まったのは明治時代。鉄道が通るようになってから」と言っていた。
(3日午後8時54分〜「たけしの“教科書に載らない”日本人の謎」日テレ系)

考えてみれば、そうだわなー。
鉄道がない時代、寺社にお詣りしようと思ったら泊まりがけになる人も多かっただろう(村にある小さな所でなくそれなりに大きな寺社に行くなら)。そう気軽にササッと行けませんわ。

同番組によると、初詣を盛んにしたのは鉄道会社のキャンペーンだったとか。
乗車賃割引とか終夜運行とか景品付きとか、種々のサービスで「お詣りに行こう!」と…。

ここ福岡でも九州初の鉄道(当時の九州鉄道:博多〜久留米)を宣伝して「太宰府天満宮に日帰りで行ってこれる」と新聞記事に書いている。
また、筑前参宮鉄道や宇佐参宮鉄道(※)といったそのものズバリの鉄道も大正時代にできた。

寺社詣りは近代化の騎手たる鉄道によって広まったわけで、古いようで新しい「伝統」なのだなー、と思うことしきり。

※筑前参宮鉄道は実態としては参拝客よりも沿線にあった炭坑の石炭輸送がメインだったんじゃないかと思うが。両参宮鉄道は既に廃止されている。

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おみくじの隙間から本殿を見る。

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「香椎造り」といわれる本殿の屋根。建立したのは福岡藩主。

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露店で「梅ヶ枝餅」ならぬ「梅枝餅」を売っていたので笑えた。

梅ヶ枝餅は太宰府天満宮の名物なんで。太宰府は菅原道真の「東風吹かば」の歌で梅と縁が深いけれど、香椎宮の祭神・応神天皇や神功皇后は梅とは関係なかったんじゃ…。

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