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2009年9月

2009.09.14

シネテリエ天神、休館

天神の独立系映画上映館「シネテリエ天神」が10月12日をもって休館する。
同月16日より、成人映画館「天神シネマ」になるそうで…。

ああ、残念だなあ。

「太陽」「靖国-YASUKUNI」「実録・連合赤軍」はこの映画館で観たのだが。
ポイントカードも作ったのになあ(笑) 成人映画を観る趣味はないし。

数年前にも、小映画館がひとつ休館している。地味な映画の劇場は採算がとれないのかな。
それでも福岡市内にはまだマイナー映画の上映館があるけれど(「シネ・リーブル博多駅」等)。

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2009.09.13

配偶者控除とはどんなものか--論文紹介

配偶者控除について、よくまとまった論文があるので紹介します。

租税資料館賞 第17回入賞作品(「租税資料館」サイト)

北村 美由姫 「配偶者控除についての一考察」−人的控除の再構築に向けて−
(文京学院大学大学院 院生)
※論文はPDF(1.28MB)

同論文の紹介より引用

 そのような状態を前提とすると、配偶者控除には、次のような問題点がある。まず、「妻の座確保」のためという存在意義が希薄化してくる。また、少 しでも多くの生活費を得るために働かざるをえない低所得階層は103万円の制限を超えて配偶者控除の適用を受けることが制限され、配偶者控除は所得再配分 の機能を果たせず、高所得者階層を優遇する結果になっていること、女性の社会進出が妨げられていること、などの問題があることである。

 そこで、今後の人的控除の在り方として、配偶者控除、扶養控除を廃止し(統計によると、高所得階層の方が扶養控除の適用割合が高いことを示している。)、扶養控除に代わる代替案(児童手当)で対応し、基礎控除に集約させるとする。

さらに、筆者は「移転的基礎控除」制度を提案する。

また、この基礎控除も、扶養家族間全員になっていること、かつ、控除しきれなかった基礎控除額を家族の他の構成員に移転適用することを提案している。

配偶者及び同居親族に対し、1人につき基礎控除1回分を適用させる提案である。

この案では、家族の全員に対して基礎控除を適用することになる。収入があろうがなかろうが、また収入の多寡にかかわらずである。

これまで配偶者控除が“便宜的に”代用してきたことを、こうした提案で解決できるのではなかろうか。そして、配偶者控除で生じる弊害(主婦が労働調整してまで自分の収入を抑えてしまうこと。103万円以下のパート主婦世帯は基礎控除分を二重取りしていること)がなく、どのようなライフスタイルにも中立的である。

今後の税制を考えるとき、検討されるべき意見だと思う。

配偶者控除廃止→増税だ〜!ばかりを見るのでなく、落ち着いて考えてみたい。

※ボリュームのある論文なので読むのは大変ですが、過去の経緯の資料も豊富で貴重な内容です。

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