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2010年2月

2010.02.24

ふたたびのエレーネ・ゲデバニシビリ

バンクーバーオリンピック、フィギュアスケート女子シングルが始まり、世間は浅田真央さんやキム・ヨナさんの話題なのだが、私の関心はそれよりもエレーネ・ゲデバニシビリさん(グルジア)である。
名前が覚えづらく、「ゲデバ…」のあとが何だったかなと考えてしまう。一部ファンの間ではゲデ子さんと異名を取る。ゲデヴァニシヴィリのほうが検索では出やすいかと。ここではエレーネさんと書くことにする。

エレーネさんはトリノ大会に16歳で出場した。学年は浅田さん、キムさんと同じだけれど、1月生まれのため年齢制限に引っかからなかった。
早い滑走順にもかかわらず、エレーネさんのジャンプの凄いこと! 伊藤みどりさんみたいに弾けて跳んでいたのだ。ショートプログラムで6番目に入る好成績。フリーでは残念ながら順位を落としたけれど、将来トップに出てくる選手じゃないかなと思った。

しかし、その後の練習環境に恵まれず、苦しい日々が続いたようだ。グルジアとロシアの関係悪化から、拠点にしていたモスクワから退去させられ…。世界の上位常連になるには、こういう状況は辛いよね。
3年ほど前にアメリカに練習拠点を移したそうで、落ち着いて練習できるようになったのかな。浅田さんやキムさんと張り合うまでには至っていないけれど、無事オリンピックに出てきて良かった。

この日のショートプログラム、ジャンプは4年前のように高く、弾けていたと思う。大きなミスもなく、笑顔で演技を終えた。ランキング中位グループの中では高得点をマークし、9位につけた。
やはりジャンプの評価が高く、技術点35.80は6番目の成績。

体型が細々としていないのも伊藤みどりさんに似ている(笑)
フリーでもジャンプをいっぱい成功させてほしいな。

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2010.02.17

バンクーバー五輪、フィギュア・ペアの演技を堪能

オリンピックをまったり観戦しようと思ったけれど、今回は余裕がなくてあまりじっくりとは見られない。
それでも、フィギュアスケートのペアやアイスダンス、アルペン種目など、普段は通しでTV中継されない競技が見られるのはオリンピックだけだから、やはり見逃せないわ(^^)

フィギュア・ペア。中国強し!
金メダルの申雪・趙宏博ペア。フリーでは少々ミスがあったが、ショートプログラムが完璧・高レベルで逃げ切った。
フリーがほぼ完璧だったのが2位のボウ清・トウ健ペア(漢字が出ません)。このペアはショートで4位だったから金に届かなかったんだなぁ。

個人的に応援していたのは中国の張丹・張昊の「チャン・チャン」ペア。
トリノでスロージャンプのときに女性の張丹がものすごい転倒をした。大丈夫だろうかと思ったら、しばらく時間を止めて再び演技を開始したという気迫。しかも銀メダルを獲得した。
このペア、今回は5位だった。トリノでは2位張丹・張昊、3位申雪・趙宏博、4位ボウ清・トウ健。
すごいです。中国3ペア。

フィギュアのペアは、シングル、アイスダンスと比べ、スポーツ性と芸術性を備えてかつアクロバチックという、とても大変でリスクが高い競技だと思う(シングルやアイスダンスも無論難しさがあるけれど)。
男性が女性をリフトで高く持ち上げたり(高難度では片手で支える)、女性が男性にエイヤッと放り投げられてジャンプしたり、二人同時にジャンプ、スピンしたり、下手したら大怪我をしかねない演技がいくつもある。スピンの練習中に相手のスケートの刃が頭にぶつかって怪我をした例もあるそうだ。

こういう競技の選手育成は、よほどの態勢をつくらないとできないんじゃないかな。何組もの有力ペアを継続して輩出できるのは、旧ソ連、今の中国くらいだろう。
今回バンクーバー五輪で、ソ連--ロシアが続けたペア金メダル(過去12連覇)が途切れたのは、国の事情を考えれば当然の結果なのだと思う。近年の世界選手権やグランプリファイナルでも、ロシアは金を取れなくなっていたし。川口・スミルノフのロシアペアは、もし失敗がなくても中国を上回るのは難しかったろう。

※ペア選手育成の大変さからして、日本は代表すら出せないのもまあ仕方ないかと。川口悠子さんや井上怜奈さんがそれぞれロシア、アメリカに渡って国籍を取得したのも、日本にはペアを組める男子選手がいない(非常に層が薄い)ことと、日本の育成基盤の弱さからだ。
でも、日本ももっと育成基盤を強化しろ、ペアでもオリンピック代表を出してメダルを狙え、なんて言うつもりはない。こういう高リスクな競技にカネをつぎ込んだりできる国のほうが珍しいのだから。シングルでトップレベルの選手が出ているくらいで充分じゃないかな。

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2010.02.03

太宰府--猿まわし

1月30日、太宰府天満宮。

お猿さんがいた。

Imgp2678

お猿「ねーねー親方ー、このポスターの人、誰なの?」
親方「天神さまだろ」
お猿「天神さまって?」
親方「菅原道真だよ。むかーし、京(みやこ)で大臣やってたんだ。ここのお宮は菅原道真を祀ってんの」
お猿「なんで京の大臣を九州で祀るの? 実家?」
親方「ちげーよ。藤原時平っつう世襲大臣にハメられて、左遷されて来たんだよ」
お猿「ハメられたって、どーいうこと?」
親方「時平は道真が気にくわんかったんだろうよ。道真はアタマいいし。漢文も達者で」
お猿「時平って人、漢字苦手だったの?」
親方「んー、まあな。世襲の坊ちゃんだからな。たいして勉強しなくても大臣になれたんじゃね?」
お猿「ふーん。昔もいたんだ、そういう人」
親方「昔『も』ってお前…」
お猿「こないだまでいたよね。東のほうの京だけど」
親方「お猿のくせに時事に詳しいんか」
お猿「ネット見てるもん。親方のノートパソコンで」
親方「あ、お前、いつのまに」
お猿「時平さん、選挙で負ける前に、道真さんをトバしちゃったってわけ?」
親方「その時代に選挙はなかったけどな。道真の改革路線が時平一門と対立してたんじゃないかって説はあるよ。時平は道真が悪い企みをしてるって天皇にウソ吹き込んだのさ」
お猿「そんなことしたの!? 政権争いってすごいねえ。今だったら検察に告発って感じ?」
親方「う〜む、そこはなんとも…」

(注:上記の会話はフィクションです。写真の猿まわしさん・お猿さんとは関係ありません)

Imgp2679

お猿さんは「どじょうすくい」で見物客にウケていた。

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