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2010.02.17

バンクーバー五輪、フィギュア・ペアの演技を堪能

オリンピックをまったり観戦しようと思ったけれど、今回は余裕がなくてあまりじっくりとは見られない。
それでも、フィギュアスケートのペアやアイスダンス、アルペン種目など、普段は通しでTV中継されない競技が見られるのはオリンピックだけだから、やはり見逃せないわ(^^)

フィギュア・ペア。中国強し!
金メダルの申雪・趙宏博ペア。フリーでは少々ミスがあったが、ショートプログラムが完璧・高レベルで逃げ切った。
フリーがほぼ完璧だったのが2位のボウ清・トウ健ペア(漢字が出ません)。このペアはショートで4位だったから金に届かなかったんだなぁ。

個人的に応援していたのは中国の張丹・張昊の「チャン・チャン」ペア。
トリノでスロージャンプのときに女性の張丹がものすごい転倒をした。大丈夫だろうかと思ったら、しばらく時間を止めて再び演技を開始したという気迫。しかも銀メダルを獲得した。
このペア、今回は5位だった。トリノでは2位張丹・張昊、3位申雪・趙宏博、4位ボウ清・トウ健。
すごいです。中国3ペア。

フィギュアのペアは、シングル、アイスダンスと比べ、スポーツ性と芸術性を備えてかつアクロバチックという、とても大変でリスクが高い競技だと思う(シングルやアイスダンスも無論難しさがあるけれど)。
男性が女性をリフトで高く持ち上げたり(高難度では片手で支える)、女性が男性にエイヤッと放り投げられてジャンプしたり、二人同時にジャンプ、スピンしたり、下手したら大怪我をしかねない演技がいくつもある。スピンの練習中に相手のスケートの刃が頭にぶつかって怪我をした例もあるそうだ。

こういう競技の選手育成は、よほどの態勢をつくらないとできないんじゃないかな。何組もの有力ペアを継続して輩出できるのは、旧ソ連、今の中国くらいだろう。
今回バンクーバー五輪で、ソ連--ロシアが続けたペア金メダル(過去12連覇)が途切れたのは、国の事情を考えれば当然の結果なのだと思う。近年の世界選手権やグランプリファイナルでも、ロシアは金を取れなくなっていたし。川口・スミルノフのロシアペアは、もし失敗がなくても中国を上回るのは難しかったろう。

※ペア選手育成の大変さからして、日本は代表すら出せないのもまあ仕方ないかと。川口悠子さんや井上怜奈さんがそれぞれロシア、アメリカに渡って国籍を取得したのも、日本にはペアを組める男子選手がいない(非常に層が薄い)ことと、日本の育成基盤の弱さからだ。
でも、日本ももっと育成基盤を強化しろ、ペアでもオリンピック代表を出してメダルを狙え、なんて言うつもりはない。こういう高リスクな競技にカネをつぎ込んだりできる国のほうが珍しいのだから。シングルでトップレベルの選手が出ているくらいで充分じゃないかな。

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