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2010.06.23

子ども手当はダメで減税なら良いのか?

朝日新聞(西部本社版)6月23日付朝刊の記事:

【2010参院選】参議院って何?=中=
 「国政に復帰させて下さい」。自民党の前衆院議員、佐藤ゆかり氏(48)が11日夜、東京・有楽町で声を張り上げた。
(中略)
 政権交代で郵政民営化は後退した。六本木ヒルズに暮らす知人までが子ども手当を受け取れる「バラマキ政策」は、エコノミストとして耐えられない。

へ〜〜〜。

その「六本木ヒルズに暮らす知人」は、扶養控除をいくら適用されていたんだろうね?
年収ン千万円もある高所得者なら、38万円×40%=152,000円かもしれないよね?

年間156,000円の子ども手当(今年度)は耐えられないけど
年間152,000円の「減税」は耐えられるんですか。

面白いエコノミストだな。

佐藤ゆかりさんは「扶養控除は金持ちに手厚いバラマキだから廃止しよう」と議員時代に言っていたんかな。

扶養控除は15歳(中学生)までにとどまらない。
16〜22歳になると特定扶養控除となり、額が大きくなる(年少扶養控除:38万 特定扶養控除:63万)
23歳過ぎても、本人に収入が少なく親が扶養していると親の所得に扶養控除が適用される(一般扶養控除:38万)
配偶者の収入が少ない場合は配偶者控除(38万)
70歳以上の親族を扶養すれば老人扶養控除(48万か58万)

いずれも、
六本木ヒルズに暮らしているような金持ちにも適用され、
しかも、低所得者より多く減税※するものなんだけど。
それは耐えられますかそうですか。

※扶養控除・配偶者控除は「所得控除」なので、上記の金額×所得税率が実際の減税額になる。税率の高い高所得者ほど減税額が大きい。

エコノミストって、税控除は一切無視して手当だけ考える人なのか?
それとも、税控除はわかっているけど、素人はそんなもん言わなきゃわかりゃしねえ、と、そこのとこは黙って「バラマキ 耐えられない」と言ってるのか?

※六本木ヒルズに住んで、年収5,000万、妻(専業主婦)、大学生と高校生の子、大人だけどあまり働いてない子を扶養していたら、年間の減税額は合計80万8,000円。すごい「お手当」になるんだけどね。

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