映画・テレビ

2011.07.16

もし南方仁先生が幕末の博多を通りかかったら

こういう風景を目にしたかもしれん…

Oiyama920_b


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2010.09.20

NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」の深沢さん

NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」を時々見ているが、

水木しげるさんを応援し、漫画誌「ゼタ」を創刊した出版社社長の深沢さん(村上弘明さん演じる)は、「ガロ」を作った長井勝一さんがモデルだ。

他にも当時の漫画誌出版社、編集者が登場する。名前は変えているけど。
小学館、講談社、「少年マガジン」「少年サンデー」などの有名どころとともに、金のないことでは人後に落ちなかった青林堂「ガロ」が出てくるところが、水木さんらしい。

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2010.01.29

かぶりもの劇団、NHKでミニドラマ

福岡のかぶりもの劇団「ギンギラ太陽's」が、NHKの地デジキャンペーンで熱演している。

その名も「地デジ侍 テレビ維新の巻」。出演は全員テレビ受像機。

新しい時代が来るのだ! しかるにテレビ国のお殿様は「ま〜だ1年もある」とノンビリのご様子。
ああっっ、顔が消えていきますぞ! 殿!早う地デジ化を!! …テレビ国の運命やいかに。

短編とフルバージョンがあるみたい。
ナレーションは加賀美幸子アナ。激動の時代を渾身の演技とお馴染みのかぶりものキャラで描くのである。

「これ、全国版?」と思ったら、福岡限定のようだね。
全国放送したらいいのにねー。
福岡県+佐賀県域以外の方は、NHK福岡サイトで見てくださいね。
NHK福岡放送局スポット番組

ギンギラ太陽's サイト

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2009.09.14

シネテリエ天神、休館

天神の独立系映画上映館「シネテリエ天神」が10月12日をもって休館する。
同月16日より、成人映画館「天神シネマ」になるそうで…。

ああ、残念だなあ。

「太陽」「靖国-YASUKUNI」「実録・連合赤軍」はこの映画館で観たのだが。
ポイントカードも作ったのになあ(笑) 成人映画を観る趣味はないし。

数年前にも、小映画館がひとつ休館している。地味な映画の劇場は採算がとれないのかな。
それでも福岡市内にはまだマイナー映画の上映館があるけれど(「シネ・リーブル博多駅」等)。

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2009.08.09

俳優・ARATAさんが良い

NHKのドラマ「リミット--刑事の現場2」にARATAさんが出ていた。

彼の出演作を見るのは3回目。

1. 映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」…連合赤軍幹部・坂口弘

2. NHKスペシャルドラマ「最後の戦犯」…主人公・吉村修
第二次大戦末期、上官の命令で捕虜の米軍兵士を処刑。3年半の逃亡生活の後、B・C級戦犯として裁かれる。日本で最後の戦犯になった実在の人をモデルにしている。

3. 「リミット--刑事の現場2」…殺人を犯し、18年の刑期を終えて出所した男・黒川

いずれも人を殺め、刑務所に入った(入っている)人の役だ。
昨日放映の「リミット」黒川役は、前の二者とはまた違い、狂気を漂わせていたなあ。

調べてみるとたくさんの映画に出演している。「蛇にピアス」(蜷川幸雄監督)の刺青師シバさん、「20世紀少年」(堤幸彦監督)の13番(田村マサオ)…

「わけあり」な役に存在感を出しているARATAさんであるが、モデルであり、デザイナーもやっている、とてもスタイリッシュな人なんである。

ARATAさんが書いているブログ「ELNEST CREATIVE ACTIVITY
(他の人が書いているのもあるが)

ARATAさんが撮す写真がイイ。切り取り方とか、色とか。

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2009.01.21

映画「感染列島」--たくさんあれば良いってもんじゃない

映画「感染列島」(東宝・TBS)を観た。

とにかく、すごい映画だった。

何がすごいかって…

ご都合主義が(笑)

それと、アレコレ詰め込み過ぎだ。

・人気の妻夫木聡の主演でいきたい
・パニック・ムービーにしたい
・ヒューマン・ドラマにしたい
・感染爆発(パンデミック)の恐怖
・疫病と人類の戦い
・ラブストーリーで感動を!
・家族愛・人と人のつながりで感動を!
・医療現場を描きたい
・貧困問題を入れたい
・環境問題も入れたい
・風評被害など今の社会への警告
・推理サスペンスな展開
・Dr.コトーも良い
・政府・官僚・アカデミズム批判
・スケールの大きさ

……

いっぱい入れれば良いってもんじゃないっつーの。

とりあえず、一番上の狙いだけはうまくいったようだが。

あとはたいてい中途半端。
入れすぎて逆効果。
ストーリーが無理っくり。
感染爆発も描けていないし、人間も描けていない。

制作したTBSのサイトによると、

このオリジナル脚本の日本映画に、20数カ国におよぶ配給オファーがあり、さらに、作品完成前であるにもかかわらず、ハリウッドメジャーがリメイクに意欲 を示すという異例の事態まで巻き起こった。

えー? ハリウッドがリメイクに意欲? そりゃまた何故?

しかし、次の文章を読んでナルホドと思った。

北村想さんのブログ「北村 想のポピュリズム--映画情報『感染列島』

この映画、海外でも上映されるのかな。映画の「感染が起きた東南アジアの地の描き方」に嫌なものを感じた私としては、とっても憂鬱。

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2007.02.06

日本書紀の謎--「大化改新 隠された真相」

NHKスペシャル「大化改新 隠された真相」では、「日本書紀」述作の謎にもスポットを当てた。

森 博達・京都産業大学教授は、日本書紀の音韻と語法を分析した結果、

書記には中国人が書いた巻(α群)と日本人が書いた巻(β群)とがある

と言う。

α群はほぼ正しい漢文で書かれているが、β群は不正確な漢文(日本語ふう漢文)が多い。
大化の改新とその後について書いている巻二十四・二十五はα群であり、正確な漢文であるが、中に「中国人なら書かないであろう誤用・日本語ふう漢文」の箇所があるというのだ。

例えば

「荳以天孫鞍作耶」
→荳(あに)天孫を以(もち)て鞍作に代へむや
(どうして天皇家を鞍作(=入鹿)に代えられようか。代えられるはずもない)

入鹿を斬りつけた中大兄皇子が天皇に言った言葉だが、この語順は漢文として正しくない。「天孫」と「鞍作」が逆なのだとか。

森教授は、これらの箇所は後で加筆修正されたと見る。だから、日本書紀の大化の改新にかかわる記述はそのまま信用することはできない、と。

****

日本書紀の制作は持統天皇から元明天皇の時代に行われた。二人とも天智天皇(中大兄皇子)の娘である。また、この時代に権力を持ったのは中臣(藤原)鎌足の子・不比等だ。自分の父たちが倒した蘇我氏、特に入鹿を極悪人・逆臣に仕立てて歴史書を作ったことは当然考えられる。

こうした見方は以前から多くあったが、想像の世界を膨らませたストーリーに頼らず、遺跡や文献を緻密に分析する研究が進められることを期待する。

※森教授の著作として、「日本書紀の謎を解く--述作者は誰か」中公新書 1999 がある。日本書紀述作者は「渡来した中国人」と「漢文を知る日本人」であったとする分析過程が述べられている。読みやすいとは言い難いが、日本書紀成立の背景を考える上で非常にスリリングな内容だと思う。

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2007.02.04

大化の改新はバックラッシュ?--NHKスペシャル「大化改新 隠された真相」

2日放送のNHKスペシャル「大化改新 隠された真相」は見ごたえがあった。

従来の「大化の改新」像---

天皇をないがしろにする蘇我氏を滅ぼし、天皇親政の政治にした。
様々な改革を行い、律令制のさきがけとなった。

--には、近年疑問が出されている。
今回の番組は、最新の発見を元に、新たな「大化の改新」を構築するものであった。

■「蘇我入鹿邸」は大邸宅でなく倉庫を含む要塞

蘇我入鹿の邸宅跡と見られる甘樫丘(あまかしのおか)東麓遺跡の調査により、石垣と建物の跡が発見された。

「蘇我蝦夷・入鹿父子は権勢を誇り、甘樫丘の蘇我邸を『宮門(みかど)』と呼ばせた」と、日本書紀などに記されている。

では、さぞや立派な邸宅だったろう…と思いきや、発見された建物跡は、小屋や倉庫が多かったのだ。倉庫は武器庫だったようだ。

入鹿が邸宅の敷地内に武器庫を備えた意図は?
「宮を防衛する要塞にしたのではないか」と猪熊兼勝教授(京都橘大学)は言う。

甘樫丘は、天皇のいる宮の近くの小高い丘である。宮に侵入せんとする外敵があらば、すぐに発見できる。
さらに、宮の南には入鹿の祖父・馬子の邸宅、北には蘇我氏の氏寺である飛鳥寺があり、甘樫丘を合わせて3つの「蘇我関連施設」が宮を取り囲んで外敵から守れるように配置されている。

蘇我氏は「天皇家を脅かす存在」というよりむしろ「天皇家を外敵から守る役割を果たそうとした」のじゃないか、そうした考え方が浮かび上がるのである。

■蘇我氏と中大兄皇子 外交政策の違い

番組は、蘇我氏と中大兄皇子の政策の違いを述べる。

蘇我氏の先祖は朝鮮と縁が深い。朝鮮半島の情報を仕入れ、強大化する唐との融和策を進めた。宮の防衛を固める一方で、外交も多面的に行ったという。

中大兄皇子の政策はそれとは正反対だった(京都府立大名誉教授・門脇禎二氏の話)。外交は百済一辺倒で、唐を敵対視。でありながら、防衛も行わず、酒船石などヘンな公共工事ばかり。

門脇氏は「入鹿こそ改革派。大化の改新は『改新』でなく、中大兄皇子ら守旧派の反動的クーデターだった」と見る。

そして、大化の改新から18年後の663年、白村江の戦で倭国軍は唐・新羅連合軍に大敗。
この敗戦の後に中大兄皇子は天智天皇となり政策を転換、防衛強化と律令国家作りを始めた。「改新」政策を裏付ける資料は天智天皇即位後のものしか見つかっていないのだという。

■大化の改新はバックラッシュだったのか

こうしてみると、大化の改新の「改革派」「抵抗勢力」は、従来説とまったく逆だったんじゃないかと。「大化のバックラッシュ」「失われた18年」と言ってもいいものだったのかという気がしてくる。

もっとも、今回の番組で出された説が「確定」というわけではない。他にも数々の疑問点があるし、異なる解釈もあるであろう。

ただ、「大化の改新 645年 改革の始まり始まり〜」のような教科書記述は、そろそろ書き直してもよいのではないだろうか。645年に蘇我蝦夷・入鹿が滅亡した政変は「乙巳の変(いっしのへん、おっしのへん)」と呼ぶのがよいと思う。

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2007.02.01

「百姓」が登場するドラマ--「風林火山」

NHKの大河ドラマ「風林火山」。
ドラマには珍しく、百姓がよく出てくる。それも、名前のある役で。

いくさで村を襲われたり、いくさに出て手柄をねらう百姓もいたり。
深沢七郎の「笛吹川」を思い起こした。
あれも甲斐の国の百姓の話。時代もほぼ同じ、武田のお館(やかた)様の頃だ。

先日の放映で、百姓の女で山本勘助の妻となったミツが死んでしまった。
お館様(武田信虎:信玄の父)が鹿狩りに来て、なんでか知らないがミツを殺したのだ。
「笛吹川」でも、お館様の子どもの“えな”(胎盤)を埋めるよう命じられた爺ちゃんが、鍬の先で自分の足を傷つけてしまい、武田家家臣に「穢れた!」と斬られちまった、という話があったなー。
そのくらいのことで人を殺したのかね、この時代の侍は。

ミツはお腹に勘助の子どもを宿していた。
亡くなったミツに被せられたムシロを、勘助がそっとめくる。
そのとき、ミツの股間から赤ん坊が這い出して…てなことをちょっと期待したんだけど、さすがにそれはなかった(^^;)--それじゃ勘助が子連れ狼になってしまうよね。

勘助はこのあと信玄(当時は晴信といった)に仕え、村を離れるので、百姓が出るシーンは少なくなりそうだ。
ただ、ミツの兄・伝助と、ミツを好いていた若者・平蔵が割合重要な役回りで引き続き登場するようではある。

物語において、百姓は主人公や主たる登場人物になりにくいが(たまにあるけど、プロレタリア映画みたいになってしまう)、日本人(日本列島住人)の8割方は百姓の子孫だし、たまには百姓が名前を持って出てくる話もあってほしいなと思う。

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2007.01.19

朝ドラに大塚まさじさんが

なにげなくNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)を見ている。
今やっている「芋たこなんきん」には、戦前や昭和40年代の生活が再現されていて、これも昭和ブームや「ALWAYS--三丁目の夕日」ブームの影響かしらねぇと思いつつ。

今週は昭和40年代もなかばに入り、主人公の連れ合いの娘が反戦運動やフォークソングに入れ込むというお話だった。
娘が出入りし、フォーク仲間の溜まり場になっている教会の牧師が
な、なんと…
大塚まさじではないの!

どおりで、「岡林信康や…ザ・ディランの唄が人気」というセリフがあったわけだ。(※)
大塚まさじはザ・ディラン(オリジナル・ザ・ディラン、ザ・ディラン2〈セカンド〉という名の時期もある)のメンバーだった。
ドラマに出てくる「フォークを歌う若者」は、大塚まさじの若い頃そのものだろう。

※最初このセリフを聞いたとき、「岡林と並んでザ・ディランかい? 岡林は全国的に有名だったけどザ・ディランはそんなに知られてたかな?」と思った。まあ大阪が舞台だから不自然ではないんだが。

私はザ・ディランの歌が好きで、レコード、テープを今も持ち、時々聴いている(レコードプレーヤーはないので、LPはただ持っているだけ)。解散コンサートにも万障繰り合わせて(いや、ヒマだったけど)駆けつけた。「プカプカ」「サーカスにはピエロが」が特に好き。

久しぶりに見る大塚まさじ、歳とったけれど、あまり変わってないね。
(イメージが昔と変わらないなぎらけんいちとは違う意味で)
この機会に、往年のザ・ディランの唄を何かの番組(地上波)でやってくれないかなぁ>NHK

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